携帯ネタです。
格安SIMと言われている、MVNOのLINEモバイルと契約しました。
どこのキャリア(通信業者)のSIMカードを電話機本体に装着するかで、通信状況やプランが変わります。
大手主要キャリアと言われているDoCoMo、AU、SoftBank、と比較してプランの安さを売りにしているので格安SIMという言葉が表に出たんですね。
何が違うのかというと、DoCoMo、AU、SoftBankは、通信設備を自社で持っているリアルな移動体通信業者です。
それに対してMVNOと言われている業者は、通信設備を持たずに、DoCoMo、AU、SoftBankのいずれかの設備をかりて通信サービスを行っています。仮想移動体通信業者と言います。
移動体通信業者 MNO モバイルネットワークオペレーター (DoCoMo、AU、SoftBank)
仮想移動体通信業者 MVNO モバイルバーチャルネットワークオペレーター(LINEモバイル、楽天モバイル、イオンモバイル、など数十社)
日本の場合、通信業者ありきの世界観が強く、DoCoMoの携帯、SoftBankの携帯と言うイメージでしたが、電話機を作っているのは、NECとか富士通とかソニーとかです。
そういう通信業者ありきの世界をiPhoneが変えました。
今は、例えばiPhoneは、同じ機種をDoCoMo、AU、SoftBank、どこでも買えます。
しかしながら実は全く同じ機種ではなく、SIMロックと言って、DoCoMoのiPhoneにはDoCoMoのSIMカードしか使えません。AU、SoftBankも同じです。
それに対して、Appleストアで売られているiPhoneはSIMフリー機と言われていて、どこのSIMカードでも使えます。
海外では当たり前のSIMフリーiPhoneの登場で、好きな電話機本体に好きなSIMカードを選べるようになりました。
2015年5月以降に販売された電話機は、申請すればSIMロックを解除してSIMフリー機にできます。
(契約後6ヶ月以降)
こういった背景から、大手キャリアに対抗して、安さを売りにしたMVNOが注目されています。
で、息子の使っているiPhoneのSIMカードを、DoCoMoをやめてLINEモバイルにしたのです。
通話を多用する私みたいな人間にとっては、主要キャリアの方が良いと思いますが、
用途のほとんどがデーター通信(ネット、メール、LINE、youtubeとか)で通話は少なく、するとしてもほぼLINE電話な人には、格安SIMはありだと思います。
実際にかなり安いです。
LINEモバイルには、月額880円で10分以内の通話かけ放題のプランもあります。
専用アプリから電話しないといけないのが難点ですが、通話がメインでないなら十分だと思います。
LINE電話も今では、すっかり普通に話せます。
今後、格安SIMのMVNOがどんどん普及し品質が上がると、主要キャリアのプランも今より柔軟性がアップするかもしれません。
いずれ私も、どこかの格安SIMにするかもしれません。