コンプレッサーとは?
コンプレッサーとはエアーを作り出している装置です。
診療(技工作業)をするには必ずエアーが必要となります。
これがなければ歯科診療も技工の仕事も全く出来ないと言えるほどの重要な装置です。
コンプレッサー選びを失敗すると、クリーンエアーに出来ないどころか、
満足に機械が動かない!なんていうことにもなりかねません。
コンプレッサー選びの基準
では?どういうコンプレッサーを買えばいいの???
実は!コンプレッサーを選ぶ正しい基準は、意外と知られていないのです!!!
大きい声じゃ言えませんが、販売する側にもこの知識は意外と定着していません。
①診療スタイル(作業スタイル)にあった馬力(能力)のコンプレッサーを選ぶ。
※馬力・・・コンプレッサーの能力を示す単位で最もポピュラーなのが「馬力」です。
小さいものは1/4馬力から7馬力、9馬力なんていう大きなものまであります。
■決め手はユニットの数ではありません。
同時に何台使用するかが大事です。
極端な例ですが、ユニットが10台でも同時に使うのが3台であれば、
さほど大きなコンプレッサーは必要ありません。
②設置条件によって低騒音スタンダードタイプか、超低騒音タイプか決める。
【低騒音スタンダードタイプ】
工業用コンプレッサーを歯科用にチューニングし低騒音となっています。
見た目は工業用でも音は全然違います。
自動水抜き装置なども標準装備です。
【超低騒音タイプ】
箱に入った形をしていて、スクロール型と呼ばれています。
人間の会話の邪魔にならないほど静かなコンプレサーですがやや高価です。
■私が先生におすすめしたいのは
オイルフリーで低騒音のスタンダードタイプです。
機械室を防音対策すれば騒音もクリアできることが多いですし、
超低騒音タイプに比べ安価でメンテナンス性が良く、耐久性も優れています。